2018年8月7日火曜日

2018年8月7日(火)マオリ文化

【2018年8月7日(火)】
 今朝はかなりの霧でした。
霧のつぶが見えるほどでした。

ホストファミリーの送迎も
ごくごく普通になってきました。

   
 9時、マオリ文化を体験できる村へ出発です。

 いつもと違う風景です。

 いつの間にか晴れました。

 ワイヌイスクールから約1時間で到着。

 マオリの方から、これから始まる「ポフリ」(歓迎式)の
説明を受けました。

 ここの入村は、女性が先、男性が後ろというしきたりでした。


 すべてを仕切る女性が、我々を歌と祝詞で迎えてくれました。

 ポフリを行う大切な建物は、裸足で入ることになっています。
そして、座席は男性が前、女性が後ろとなります。

 ポフリの始まりです。

「Kia ora」(こんにちは)
「Tena koutou」(ようこそ)

 団長の角城くんが、マオリ語で挨拶をしました。


 初芝立命館中学校校歌で返礼です。

 「ホンギ」といって、握手と鼻をするあわせる儀式です。

ホンギには、互いの先祖同士が出会い、

  そして、人生の息を分かち合う意味があるそうです。

 ホンギの後は、ファカノアといって、定まった
場所で一緒に食事を分かち合うということです。

 少々、緊張気味ですが…

リンゴとパイ、オレンジジュースでした。





 ファカノアの後は、
約300年前のマオリの生活を実体験します。



 マオリの方が、こちらの様子を見にきました。

  洞窟を抜けると、

 マオリの村です。



 そしてポフリです。


 マオリの方が投げたものを受け取ることが、
敵対心がないことを意味するということです。

 歓迎の歌と踊り。

 初立中生の挨拶。
今回も代表の角城くんです。

 そしてホンギです。

 家に招かれて、

マオリの伝統的な歌とダンスを
見せて頂きました。

 ポイ・ダンスです。

 歌声の美しさに感動です。

力強いハカも見せて頂きました。

 続いて女子は、ポイ・ダンスの練習です。

コツが、なかなかつかめないようです。


男子は、ハカの練習です。



 ハカの本番です。

ポイ・ダンスの本番です。


 ハカの最後のきめ顔です。



 村の衣食住について学びました。
真ん中の薪の集まったところで、
昼食にでる蒸し料理を調理するそうです。

 村の守り神です。


 村だけでなく、
この近く通るすべての人を守るそうです。

村の地名のもとにもなった
ハナの女神です。



 そして、元の世界にもどります。



 そして、昼食です。
「ハンギ」といいます。
感謝の祈りを捧げます。

 その集団のリーダーから食事をとります。
つまり、角城くんからです。

 衣食住すべてに使う植物の葉で、
蒸した料理です。
かぼちゃとジャガイモです。

 さつまいもだと思います。

豚肉

 鶏肉



 一番人気の揚げパン(右)?です。

 塩のきいた魚。










 デザートは、パブロアです。
発祥は、ニュージーランドか、
オーストラリアかで論争があるそうです。

 最後にお礼の言葉。

 代表の言葉。

 そして、感謝のお祈り。

 ホンギでお別れを告げます。






「Mauruuru koe nui atu」(ありがとうございました。)